柿の種を拾い集めるように

映画と料理と本とか

『男はつらいよ 奮闘編』

昨日観たものですが。

昨夜は優れない中通夜に出たりとしていたのでなんだか思わしくなくさっさと寝ました。

 

山田洋次監督の男はつらいよ奮闘編です。

観たことありますが、相変わらず伏せってるので家で観られるものを観ていました。

 

これはまた傑作ですわな。いや男はつらいよは全部傑作だとは思うのだけれど。

特に、寅さんが所帯持つ事に考えさせられる内容かもしれない。一番結婚相手に近いリリーはまぁお互い自由人だから置いとくとして。

今回は少し障碍を持つ花子が相手だから、寅さんの家庭人としてのダメさが際立ちましたよね。寅は話にならないとにかく。自分の中でどこかどうダメかはなんとなくわかってはいるんでしょうが。

 

クライマックスで寅がとら屋の皆んなに「俺みたいなヤクザもんより青森の田舎の先生(田中邦衛)の所にいた方が花子は幸せだっていうのかよ!」と聞きます。というよりは確認していたんですよね。言外に「俺よりも先生の所にいた方が花子は幸せだよな?!」と言っていたんだと思います。自分でヤクザもんって言ったこの時の寅の切なさよ……。

それにこれはさくらに聞いていたと思います。さくらに言って欲しかったんですよね。踏ん切りつかないから。

 

自分の中で答えを持っているのにさくらに引導渡して欲しかったんだろうなぁ、この寅は。

 

男はつらいよ、良いですね。

 

しかし風邪よくならん