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日経メディカル 感想

日経メディカルの『政府が中村祐輔氏に委ねたAIホスピタル計画とは』を読みました。日付は結構前の2018年10月の物です。

works.medical.nikkeibp.co.jp

自分は医療従事者でも研究従事者ではないので細かな説明をできないのですが、人工知能を医療現場に入れることで医師の負担を軽減しながら、個別化していくという物。政府が研究開発計画を発表し、ゲノム医療の第一人者である中村氏がプロジェクトを主導していきます。

AIはまだ医療現場で活躍していないそうですが、なるほどこのようにやっていくのかとプロジェクト内容が細分化され無職の自分でも読みやすいものとなっておりました笑

診療時音声情報のAIによる文章化、内視鏡操作技術の支援、画像や病理の診断の補助、人為ミスの回避などがあげられていました(その他も細かな事が掲載されておりましたが自分の語彙力では正しく説明できる自身がありませんので割愛します。詳しくは本記事をご覧ください(;^ω^)。

なんでもかんでも人工知能に任せるというよりはあくまでドクターの助手というイメージですね。AIを補助として活用しながら最終的な決定は医師と患者が対面して話し合っていくというスタンスでありたいとの事。

 

養老孟子さんと内田樹さんの間で以下のようなやり取りがあったのを思い出しました。

「人工呼吸器が7台しかないところに8人目の患者が来たらどうするか?」

「基準はないです。その場その場でこれはダメそうとか、ダメじゃないかもしれないとかね。待ったなしだからとにかくその場で判断しなければならない」

「どうしていいかわからない時に、どうすればいいかわかる人間にはどうすればなれるか」

このAIの記事を読んでいると甦りましてね。AIはこのような現場を一任される時代も遠くはないと思います。

と、は、言いつつも。

 

今読んでいる本は『原著論文の数とGDPは密接でイノベーションが云々』という内容で(頭がすごく疲れる)、ちょうどAIにも触れておったんですよ。

『AIだとかなんだとかやってる場合じゃないでしょう。AI作る人も管理する人も全く最悪な状態ですよ今!国立大も独立法人化されるし予算は削られるし!金の工面で精一杯だわ!研究させてよ、質の良い論文書かせてよ!』

というような感じのね、フレーズがね(もっと高尚な文章ですよ当然ですが)。

読み終わっていないので感想は後日書きますが、なんというか研究者や研究時間、費用が諸外国に比べて負けっぱなしでこの先どうなるの状態の日本では、AIがどれだけ浸透していけるのかは自分には全く想像できません。

 

AIに仕事奪われるわー なーんてのはもっとこの国が科学を大事にしてから暫く後の事だと思っています。